新しい恋のはじめかた



「…い、いいのか?何時までかかるかわかんねぇよ?」

「いいよ。あたしも…利玖と帰りたいし…///」


やっぱり利玖と一緒にいたいしね………。



あたし、いつの間にこんなに利玖のこと好きになったんだろう……。



「サンキュー花音!!」

「…わっ!?ちょっと利玖!!ここ教室!!」

「花音、照れてるー」

「お前ら暑すぎ!!」



利玖があたしを抱き締めると、クラスのみんなが冷やかしてくる。



「あのっ……//利玖!!」

「そりゃあ、ラブラブだよ。羨ましいだろ?」




ーーーーーーチュッ…



その瞬間、利玖はあたしの唇を奪った。



「………!?」



あたしはそれに放心状態。



「生チュー初めて見たわ」

「おーい、花音?生きてる?」

「……うぅ…///」



その後もクラスのみんなにさんざんからかわれたのは、言うまでもない…。



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