新しい恋のはじめかた
夕食と新しい利玖



「利玖のお母さん可愛い人だね!お姉さんかと思った!!」

「そうか?俺は花音のほうが可愛いと思うけど」

「なっ!!利玖はいつも可愛いって言い過ぎ!!」

「しょうがねーじゃん。花音が可愛いんだから」



もう利玖にこれ以上言っても勝てない………。



こうなったらお返ししてやる……



「じゃあ、あたしも言う。利玖はすっごくカッコいいよ!!誰よ…りも…///」

「花音ちゃん?最後のほう声小さくなってるよ?」

「だっ…誰よりも利玖は…カッコ…いいっ…///」



何かじゃきったっけから言い出したのに恥ずかしくなってきた…。



「うん。よく出来ました」

「うぅ……」



やっぱりあたしはどうしたって利玖には敵わない……。



利玖のほうがあたしよりも何枚も上手だ。



「ーーー…利玖ー、花音ちゃーん!!ご飯出来たわよー♪」



そこで、利玖のお母さんから呼ばれたので



あたしと利玖はリビングに向かった。



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