世界で一番君が好き
~ルカside~


前の席にいるシンジが、ヒソヒソ声で、呟いた。


「お前、いつからそんな関係になったんだよ。」


「結構前から」


「親友のオレに一言もナシか?!」


「悪い。言うタイミングがなかったんだ」


「クソッ、先を越された」


シンジは笑ってオレを突いた。


「お前もすぐ彼女できるよ」


「だといいけど・・・」


先生の声がして、シンジは前に向き直った。
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