世界で一番君が好き
先生の言葉に、私はしゃがみこんだ。


何・・・3か月って。


震える足で立ち上がり、診察室の中に入った。



「先生・・・今の話し、ウソだよね?」


「ユミちゃん」「ユミ」


先生と、ママの声が重なる。


「ホントのことだよ・・・」


先生の暗い表情。


ママの泣き顔。
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