世界で一番君が好き
片手をあげて、笑顔のユミ。


・・・でも、笑った瞳からは、大粒の涙がとめどなく流れる。


「ごめんね・・ルカ」


その言葉を最後に、ユミは走って行ってしまった。


オレはその場に立ち尽くした。



ユミがいなくなる。






オレの世界は、真っ白な霧に覆われた
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