世界で一番君が好き
告白
~ルカside~

朝、教室に入ると、一か所に人だかりができていた。


「・・・シンジ、あそこどうしたんだ?」


人だかりを指差した。


「あぁ、入学して、初めて登校した子が、来てるんだよ」


「ふーん・・・」


・・・あれは。


人の間から、ユミの姿が見えた。


いつも空いてる席・・・・ユミだったんだ。



「ユミ、久しぶりだね!!体の具合はいいの?」


一人の女の子がユミに言った。

< 8 / 61 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop