君へ、約束の歌を。<実話元>


みんな成長して、どんな風に変わってるんだろう。


自分の変化は自分じゃわからないけど。


月日を越える毎に経験も増えて、思い出も増えて。


どんどん新しい記憶が上塗りされてく。



いつしか大人へと、時間軸は向きを変えていく。


6年間っていう時間は、
すごく長く感じた。





部活が終わって着替えてる時に、
祐ちゃんに同窓会の話をした。


今日はちょうど終わった時間が同じだったから、亜美も一緒。



「真奈ちゃんが企画してくれたんだ。
オレも行けるよ!」


『よかった!楽しみだね〜♪』



声を弾ませて話す私達を尻目に、亜美は、羨ましそうな顔をしながら言った。



「そっか、愛璃と祐って、同じ幼稚園なんだ。
同窓会って楽しそ〜!」



…そんな亜美を見て、私はふと思い付いたことを提案した。



『中学卒業して高校生になったら、
うちら3人で同窓会やろうよ!』



我ながらいい考え!とばかりに二人を見回すと、



「いいけど…
それ、同窓会っていう?」


「まぁいいんじゃない?
私は行きたいよ、それ!」


『ねっやろう!
卒業しても3人で遊んだりしようね!』



二人とも笑顔を返してくれた。



< 35 / 287 >

この作品をシェア

pagetop