坂田家の日常
チャイムが鳴ったと同時に、教室中が騒がしくなる。
もちろんセージも例外ではない。
「飯だメシっ!!」
授業中は寝て、チャイムが目覚まし替わり。
お気楽な奴だ。
「今日は見せたい雑誌があるから屋上な」
チラっとバッグの中を見せてくるセージ。
「…………」
ハイハイ……。
そういう訳っすか……。
俺ははっきり言って興味ないんだけど、しっかりと俺の腕を握り離さないセージ。
「……わかったよ」
セージが腕をかなりキツく握ってる時点で、俺は逃げれない。