坂田家の日常
姉貴と菜緒子の買い物が終わって、大量の荷物を持たされる。
「尚斗、これも」
「……どう考えても持てないし」
両手が塞がってるのにも関わらず、まだ俺に持たせようとする。
つーか、よく金あったな……。
菜緒子は自分の分を持ってるのに、姉貴は福袋一つしか持たないという横暴っぷり。
「よし、帰ろ」
福袋を買っただけで、もう帰ろうとする。
結局俺、なんも買ってねー…。
まぁ、こうなる事は予想してたんだけどさ、うん。
「尚斗兄、一つ持とうか?」
「頼む…」
姉貴には優しさがないのだろうか。