坂田家の日常
「この神社はな、恋愛祈願に来る人が多くて有名なんだよ」
「恋愛祈願…?」
「有名人とかもこの神社のおかげで結ばれた人いんだぜ」
「…………」
もしかするとだけど、姉貴はそれを知ってて、この神社に来たんだな。
「それより聞いてくれ!!」
「何?」
「凶しか出てこねぇんだよ!!何でだ!?」
「…………」
「何回引いても凶……」
「……どんまい」
俺はもう、セージが哀れでならない。
「尚斗兄、腹減った」
「あたしも〜…」
尚也と七海はもう疲れたって感じで、近くにある木に寄りかかってる。