空の記憶


翼裟「今まで一緒に居れなかった分今から一緒に居ればいい。まだ柊明は6歳なんだから、一緒に居る時間なんてまだまだたくさんあるだろ??」

銀朱「じゃあ今から連れてくれば??柊明は聞き分けのいい大人な子だから静かにしてるだろ??」

舞杜「でも、迷惑かけるかもしれないし、舞明も居るから……」

旭「それなら心配ない。舞明は吏玖(りく・旭の一番下の弟)の事大好きだから。吏玖が誘えば心配ない。」

翼裟「気づいたなら今から一緒にいてやった方がいい。本当に甘え方も頼り方も分からない大人になるぞ。たくさん甘やかしてやれって。」

銀朱「これ、経験者は語る!ってやつだからな。」

翼裟「うん。そうだよ。」

舞杜「うん!!ありがとうみんな。今から氷藤(ひょうどう・黎泉家の執事)に言って連れてきてもらう!!迎えに行ってやりたいけど練習中だしさ。」

旭「行ってやればいいのに。」

舞杜「俺も一応SKYHISTORYの一員だから。」

翼裟「一応じゃねぇよ。れっきとした、だ。」

旭「そうだぞ。」

銀朱「そうだ!!間違えんなって!!」

舞杜「みんな……ありがとう」


これだけの仲間と出会えた。
あの時、両親と祖父母を亡くしたあの日から俺のなかでは幸せなんて訪れない。そう思っていた。でもそうじゃなかったんだ……俺には支えられて生きてきたと言うことを理解していなかった。でも、今なら分かる気がする。
支えられて生きるその意味が。



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