彼の独占欲
俺が、この女を挑発した…

お前に何ができるって思いで・・・


今回の件は、双方同意をしたうえで、おおごとにならずに終わった。

こちらにミスは何もない…俺は言いきれたから、別に裁判になったってかまわいけど…


この女弁護士…この結果に拍子抜けって顔をしてる…


俺は知っていた。

この女、今回の一件で、この事例に関する医療知識をかなり詰め込んだようだった…


面白い女だ!!


俺の感情はそれくらいだった。


俺は、思わず、帰りに飲みに行く約束をした。

っていうより、俺が言うだけ言って離れた。


普通、来ないだろうな…



俺が行くと…女はその場所にいた。


こいつも、俺に惚れたのか…

女はみんな俺をアクセサリーのように思って連れて歩きたいんだろうな…


まあ…俺も弁護士となんて初めてだから、

ちょっといい思いをさせてもらうか


そんな乗りだった。

< 18 / 44 >

この作品をシェア

pagetop