彼の独占欲
でも・・・彼と最後の一線を越えた翌日・・・

私は、給湯室で聞いてはいけないことを聞いた・・・


「なあ・・・真子ってどうだった?」

「あー。処女だったから、気持ちいいとかなかったよ。
 まあ、これから調教していくから…
 調教次第でお前にもやらしてやってもいいけど・・・
 あいつ、俺の言うことならなんでも聞くからな…」

「まったく…お前最悪だな。仕事も手伝わせてんだろ。
 真子かわいそうだろ」

「仕方ないだろ。仕事増えると、女抱く時間が無くなるから…
 真子とつきあってやってんだぞ。
 他の女を抱かなきゃ、やってらんねぇよ…
 あいつ…もっと大人の女かと思ってたら、とんでもない。
 キスすらしたことないんだぜ」

「マジで?それは貴重だな…
 でも、貴重なもん、お前に全部渡したんだ…
 真子かわいそう…」

「ははは…そう言うなよ。俺の言うことなんでも聞くんだよ。
 あいつは多分、お前に抱かれなくちゃ、別れるといえば、
 間違いなく、お前に抱かれるよ…
 頭はいいくせに、そっちのことはまったくだめだな」



ひどい…私はこんなにも好きになったのに…

初めてだったのに。。。

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