キミイロ

紫色の空―亮side―




優美に会いに行った。


そしたら、
公園に優美は居た。


俺は、
俺に会いたかったと言った優美を
俺に会えて嬉しいと泣いた優美を
俺の事をずっと待っていてくれた優美を
気づいたら力一杯、抱きしめていた。


愛しくて、守ってやりたくなった。


俺も優美に会えて嬉しかった。
ずっと待っていてくれて嬉しかった。


その気持ちを伝えると優美は
さっきよりも泣きじゃくりだした。


俺の腕の中で泣きじゃくる優美は
小さな子供のようで
愛しくて仕方がなかった。





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