青春-甘くて苦い物語-
両想い




予想的中。


「お前絶対亮介のこと好きやろ。」



いやいや違いますけど。
でもその一言を待っていました!


ありがとう、タカちゃん!




「違うって言ってるやんw」

「じゃあ誰。」


哲哉がのっかって来た。



「ヒントあげたやん」

「うん、けど分からん。」

「うちも林の好きな人わからん。」

「何班?」

「林も答えてな。1から3。」

「俺も同じ。」

「え、澪?美佐?沙理奈?瑠奈?麻耶?」

「全員違う。」

「マジで!?」

「お前はタカやな。」

「違うし、なんでタカちゃんやねん。」





「…その人メガネかけてるで。」

「分かった!拓也やろ。」

「なんでやねん、林もう分かってるやろ?」

「まぁ…、あってるか知らんけど。」

「じゃあ、お互い言おうよ。」

「…俺やろ?」

「うん、林はうち?」

「そうやで。」












本当に両想いだったなんて…。


嬉しい。



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