下り坂


高校3年生の夏。


私は進路という大きな迷路にさまよいながら、

フラフラと歩いている状態。



別になりたいものがあるわけでもなく、

ズバ抜けて頭がいいわけでもない。


何かきっかけがあれば、
私も将来の夢とやらを見つけれるのかなぁ。


重い足取りで、ダラダラと家に帰る。
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