1000回のアイコンタクト
その時、病室のドアがノックされた。


「あやせ…?」


この声はっ…!


「片倉さん!?」


「入っていい?」


「どうぞどうぞ!!」


ドアが開いた。


「あ、点滴してたのか。」


「気にしないでください」

ってか、メガネかけてる!!かっこいい!!


「いや、僕の部屋に携帯があって…君のかなって」


「あっ!!そうです!」


「はい」


片倉さんは私に携帯を渡してくれた。


「じゃ乗松さん。終わったら教えてね。」


そう言い、病室を出た看護師さん。


「座ってください」


「ありがとう。」


「メガネなんですね。」


「普段はコンタクトなんだよ。」


「あ、そうなんだ」
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