短編 My voice
私は自分の声が嫌いでした。


少し高く、独特な声。


個性と言えば聞こえはいいですが。


私はコンプレックスです



中学に入ってすぐ


自分の声を恨みました



私が苦手なこと


"自己紹介"



一人は言う

「ぶりっこ」



私は人見知りで人と仲良くなるのがはじめは苦手です


声が小さくなり
高くなります



こそこそと聞こえるいやな声。


「何あれ」



< 2 / 8 >

この作品をシェア

pagetop