タロット☆マジック【完】
雪ちゃんの笑顔に、サーッと血の気が引く。
「さ、最後にリンゴを死ぬほど……!!」
「いいよ。食べたら、死んでね。」
「うぅ~~っ!」
なんて、思いやりのないっ!
思いやりの「お」の字の欠片も、見つからないっ!
うーっ!
と、犬のように唸っていた時だった。
―― ガラガラッ
ドアが開いた。
私たちは、ドアの方を見る。
誰だろう……?
「……よぉ。」
「……え? 幽霊部員の人……?」
幽霊部員の男子は、困った顔をして髪を掻き上げた。
「その、幽霊部員っての、やめて……。」