病みに恋
学校



温かな光が差し込む4月のある日、りるさん
は私にあることを言った

「学校行け」

ルイやりるさんと出会って、学校に全く行か
なくなった私

学校の存在すら忘れていた


突然のことにびっくりする私に

「後悔するよ」

って優しく言ってくれた

「なんで後悔するの?」

「学生の時間って長いようで短いの。でも
社会人の時間は学生の何倍もある。学生に
戻りたくても大人になってからじゃ遅い。」

「うん」

「しかも受験生だろ?高校だけは行っとけ」

「あたしこんなに学校行ってないのに高校、
行けるかな?」

「今からなら間に合う」

「じゃあ頑張るね」

学校は嫌だけど、私のことを考えてくれてる
りるさんが嬉しくて頑張ろうと思った

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