やりたいこと
「お前が試合を途中で抜けさせられて悔しいのは分かる。でも…今はお前のために病院に行くんだ」

いつも熱い先生がやけに冷静に言った。


ピーッ!!

第三ゲーム目が終わった。
みんなが返ってきた。

「二宮!!大丈夫か?」

「はい…大丈夫です。心配かけてすいません」

「気にするな」

先輩は俺の頭を軽く叩いた。
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