恋桜
「山中くん…」

「よぉ…その感じ、じゃあデート?」

そうだけど山中くんには関係ない

そう思って黙っていたら…

急に腕を引っ張って自分の顔に耳を近づける

そして小声で言った

「今日のりおな可愛いよ」

えっ?……

「別に可愛いくなんか…んっ」

やだ何してんの?!

あたしはバンと山中くんを突き飛ばす

「やだ!!何すんの?!最低!!」

「何ってりおなが可愛いかったからキス…」

パ-ン

「最低!!!!」

「いってぇ…」

「あたし悠日くんと付き合ってるからもう関わらないで!」

「ごめん。」

そういって方向転換しようとしたそのとき


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