好き、好き、大好き
三浦 涼君。話したことのない男の子。

「私、佳苗。よろしく。」ニコッ

「俺は、涼。」

綺麗な顔立ち、素敵な笑顔。非の打ち所のない美景男子。
これは、モテルな。

「涼~。席が遠くなっちゃった。葉山さん交換しない?」

は?意味わかんねぇ。

「ごめん。もうくじで決まったことだから。」

すると女は…

「えっ!もしかして…涼のこと好きなの?」

この女ばか?私が、初対面の男を好きになるはずないし、こんな男はまずない。

「んな分けないじゃん。こんな男ありえない。」
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