Celosia
手を・・・。
暗い闇の中途方にくれる。

夕暮れに悲しみさえも覚える。

そう、今のアタシは空っぽなのだ。

心がない。

自分の立ち居地が見つからない。

もうどのくらいたつうだろう・・・?

人の手を借りたいけど

『助けてください』

そういう勇気が出ない。

本当は差し伸べてくれる手をじっと待っている。

毎日、毎日。

来る日も来る日も。

アタシは暗闇の中ひとり待っている。

誰か

誰か

こんなアタシに手を差し伸べてください。

そして希望を見させてください。

いつでもアタシは暗闇の中。

でも温かい手と希望だけは捨てないでいたい。
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