海の恋人~人魚姫×最強総長~ 【下完】



「それは、無理なお願いですね。」



みるみると、海の中へと浸かって行く。


まず、い。


そう思った時にはもう、遅くて。



パシャンパシャンッ



私の足は人魚の尾ビレとなっていた。



「人……魚?」



戸惑いの表情を浮かべる海斗。


顔がどんどんと雲って行く。



< 128 / 146 >

この作品をシェア

pagetop