海の恋人~人魚姫×最強総長~ 【下完】
ガチャッ
「思ったより、亜季さん気合入れてないんですね。」
確かに、いつも通りの服装。
こんなところで気合入れてもしょうがないかなあって思って。
「まあ、めんどくさいじゃん?ほら、行きますよー」
「はいっ!」
俺達は恋人繋ぎでギュっと硬く手を握って、倉庫を出発した。
楽しみすぎてしょうがない、記念日デート。
でも…俺はやっぱり報われないんだ。
海斗…何でお前は俺達の邪魔をする?