ブログ女 ーAyu Official Blogー


あたしは
漫画喫茶を出てその足で警察へ..



『……。』



警察署へ


来たのは来たけどさ
どこに行けばいい?



あたしは警察署の前で辺りを見回し



警備員を見つける



『すみません、この警察に居る結城って人に呼ばれて来たんですけど…』



「…結城?」



首を傾げる警備員



あ゙-
聞く奴間違えた



コイツはただの警備員



なのに


一人一人警官の名前
覚えてる訳ないよな



「あ…ああ!結城って結城新の事かな?」



結城新 (ユウキ アラタ)



『下の名前は知らないけど… 確か、刑事科の新人だって言ってました』



「…じゃあ新の事だ。ちなみに刑事科は2階に上がってもらって、右手にあるから」



そう言ってあたしに
にっこり笑う警備員



『結城サンの事、何でそんなに詳し…』



「新は警備員の私に優しく接してくれる上、ちょこちょこ差し入れを持って来てくれる奴なんだ。だからよく知ってる」

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