ブログ女 ーAyu Official Blogー
「何か食べに行くか」
さっきだって
腹減り過ぎて倒れた様なモン
『え、でもあたしお金…』
「お金の事は気にしなくていい。行こう、公園の前に車止めてるから」
あたしの頭を撫で
にっこり笑う結城
『う、うん…』
良かった、変わらない結城だ
結城のたった1人の家族
香織が死んから病室も突然個室に移って
結城が
壊れるんじゃないかって
ちょっと心配してたけど
安心した。
『そう言えば車… 退院してどうだったの?駐禁切られてた?』
「大丈夫だったけど…」
『けど?』
「近隣住民に無断駐車するなって貼り紙されてたよ」
結城は苦笑しながら
助手席のドアを開け
「どうぞ」
優しく微笑み
あたしをエスコートしてくれる
『ありがと…』
あたしはそのまま結城の車に乗る..
あたしが
車に乗ったのを
確認した結城は
助手席のドアを閉め
自分も運転席に乗り
車のエンジンをかけた