ブログ女 ーAyu Official Blogー


亜由美の書いた日記は
このページでおしまい。



「……。」



日記を読んだ結城は
何も言わず黙り込み



ノートを見つめていた



『8月19日は…亜由美の命日』



「え?」



『健司は亜由美の首を鎌で切断し殺した翌日、屋敷に火を付けて逃げたんた』



「そんな…」



健司は佳代の事を
心から愛していた



そして良い父親だった



なのに佳代が病気になって



" 佳代の意識が戻らない "



愛しさのあまり健司は
現実逃避したんだろう



佳代の面影がある



亜由美の事を佳代と
重ねるようになって



健司は壊れた



『……。』



いつだっけ?



前に


首を切断された亜由美と
健司を夢で見た事がある



その時健司は



亜由美の切断した首を
愛しそうに抱いていた



" ずっと一緒 " だって



亜由美の生首に
話しかけていた



ずっと一緒?



ちょっと待てよ



健司の言葉に対し
何かが引っかかる



もしかして..



『なぁ結城、これはあくまであたしの推測なんだけどさ…』

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