Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~



コテージに戻り、着替えてホテル内のレストランへ―


最後だから、やっぱりタイ料理を食べた。


何だか癖になる味よね。


バーラウンジでお酒を少し飲み、コテージに戻る。


庭でまた飲み直し。

バーで飲むのもいいけど、この庭で星空を見ながら飲む方が私は好き。


だって、この満天の星の下―私達二人だけなんだもん。


恭介さんと星空を贅沢にも独り占め出来るんだもん。


――


―ぇ?


「星を採ってきたから」


「……」


首に巻かれたのはサファイアのネックレス。


シルバーのチェーンにサファイアとダイヤが―


「恭介さん」


「まさかお前があの青い星を欲しがるとはな」


この間、私にくれたあの青い星。


「ちょうどブルーでよかった」


「あ、ありがとうございます」


「ん…似合ってる」

「恭介さん」


そっと抱き着いた。

――





「さっ、もう遅くなるし風呂入ってくっか」


「あっ、はい、どうぞ」


恭介さんがバスルームに―


私は後片付け―



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