Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
お風呂から上がって
「恭介さん、おさき」
へっ?
「先に髪を乾かして来い」
「……」
「志織」
ハッ!
「あ、は、はい」
速攻で髪を乾かしてキッチンへ
「座れ」
「き、恭介さん」
「早く」
「は、はい」
慌てて座り
「ん」
私の前に おうどんが!
「こ、これ」
「冷凍庫に冷凍うどんが入ってたから。俺が作ってやったんだから美味いぞ。食え」
恭介さんが おうどんを作ってくれた。
「ん?早く…また泣いてんのか?今度は何だ?」
涙を拭いて
「う、嬉しいんです。今まで台所に立ったこともない恭介さんが…作ってくれた」
「…あんな、結婚するまでちゃんと一人暮らししてたんだ。それくらいは作れる。冷めるから早く食え」
「は、はい」
玉子とネギだけのシンプルなおうどんだけど
「美味しい」