Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~



明くる日


志織の家を出て一旦家に帰り、夕方に俺の実家へ


「こんにちは」


玄関を開けると


「な、何でお前等がいんだよ」


そこには瑞穂と誠がいた。


「あら悪かったわね。夏休みだから里帰りしてるんじゃない」


里帰りかよ。


「さ、志織ちゃん上がって上がって」


「はい」


さっさと志織を連れて行きやがった。


「瑞穂にまで妬くな」


誠が笑ってる。


「馬鹿云え」


「ハハハ…」


チェッ、腹が立つ。


リビングに行くとお袋と瑞穂、志織の三人で盛り上がって…


俺達の口を挟む余地もない。


これで赤ん坊のことを云ったらどうなるんだよ。


だけど云わないわけにはいかないし。


その内、三人は夕飯の支度に台所へ


リビングには男だけ。



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