Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
「もう…いいか?」
「えっ?」
「だから鼻を擦り付けるのはもういいかつってんの」
「嫌ですか?」
「ん、嫌じゃないけど…お前を襲いたくなるから」
「へっ?」
慌てて俺の首から離れ、でかい目をよりでかくして俺を見てる。
「襲われたら困るんだろ」
無言でコクコク頷いてる。
驚いて言葉がでないようだ。
「だから…な」
「あ、はい。分かりました…でも」
「ん?」
「だ、抱き着くのも…駄目ですか?」
フッ
何とも情けない顔と声。
「それくらいは大丈夫だ」
「はい」
ニコッと笑い胸に顔を埋めて
「おやすみなさい」
「志織」
「はい?」
顔を上げた志織の唇にそっと唇を重ね
「おやすみ」