青春を叫べ
もかへ

ありがとう

ただ
その一言を
言うだけなのに

なかなかできなかった


最初に出てきたのは

「ばか」

そして

「ごめんね」

だったの


何でだかは
自分でもよくわからない


ただただ
辛くて
悲しくて
信じたくなくて
信じられなくて


今でも
家に帰る度に

ひょっこりでてきて

「にゃー」

って鳴きながら
足元にくる

感じがして


でもその度に
現実に叩きつけられるの

もうこの世には
いないんだ


っていう
どうしようもない
現実に



それでも
あたしは生きてるから

あのこの分も
生きていかなきゃ
いけないから

そうだよね?
もか


ありがとう

ありがとう

もう言えるよ

あたしは大丈夫

だから
ゆっくり
休んでいいよ



ほんとうに
ありがとう

楽しかったよ

あんたのお陰で
どんなに辛いことも
乗り越えられたの

感謝しても
しきれないよ


ありがとう

すごくすごく
幸せだったよ








おやすみなさい

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