君を、僕は。

2





「小春さん、言わなければいけないことがあります、聞いて下さい」


「春から、海軍兵学校に行きます」


「少し、遠いのですが、」


「泣かないで、小春さんに泣かれると、僕はダメになってしまう」


「これは僕の決められた生きる道です。小春さんを、護るための、道なんです」


「だから、待っていてくれますか?」


「ありがとう。抱き締めさせて」







< 11 / 26 >

この作品をシェア

pagetop