強引な次期社長の熱烈プロポーズ
「神野さん!何か探してる?」
「江川さん…!」
声の方に顔を向けると相変わらず柔らかい笑顔を向けている江川がいた。
「あ、これを戻しに」
「ん?あーそれはこっち」
(さすが江川さん)
こんなに多種多様のキャラクターグッズの中からすぐに場所を教えてくれた。
それもその筈。
江川はもう1階で8年にもなるし、柳瀬が異動になった後に副店長になっていたのだ。
「そういえば、噂。本当なんですか?」
「え?噂??」
「店長がいなくなるっていう···」
「ああ。桜井から聞いたの?」
百合香が入社以来ずっと一緒だった店長。
定年まであと数年だから最後まで店長としてこの店にいるのかと思っていたけれど、噂で異動になるとか。
しかもそれが自主希望なんて噂を綾から聞いた。
「江川さん…!」
声の方に顔を向けると相変わらず柔らかい笑顔を向けている江川がいた。
「あ、これを戻しに」
「ん?あーそれはこっち」
(さすが江川さん)
こんなに多種多様のキャラクターグッズの中からすぐに場所を教えてくれた。
それもその筈。
江川はもう1階で8年にもなるし、柳瀬が異動になった後に副店長になっていたのだ。
「そういえば、噂。本当なんですか?」
「え?噂??」
「店長がいなくなるっていう···」
「ああ。桜井から聞いたの?」
百合香が入社以来ずっと一緒だった店長。
定年まであと数年だから最後まで店長としてこの店にいるのかと思っていたけれど、噂で異動になるとか。
しかもそれが自主希望なんて噂を綾から聞いた。