SAKURA SAKU
『架之叶ちゃん、今、心臓の脈が正常に機能してない。だから、肺の動きが悪くなったんだ。今から、鎮静剤を打つけど、気分が悪くなったら、すぐに言ってね。』
安野先生はゆっくりアタシにそう言った。
酸素マスクが付けられ、右腕にチクッと痛みを感じた。
『架之叶ちゃん、吐き気とか、頭痛があったら、すぐ言ってね。』
安野先生はそう言って、右腕にまた注射の針を刺した。
『神川…架之叶ちゃんね。心臓疾患と脳疾患。余命宣告…………有り……』
篠原先生が何かのファイルを見ていた。
アタシのデーターかな。