天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅨ
その場に対峙する両者。
教師も四人、生徒も四人。
「ちょうどいい」
フラミンゴが提案する。
「四対四の対抗戦といこうじゃないか…俺達は職務怠慢の教師陣の態度を改めさせる為に、あんた達は口答えする生意気な生徒に教育的指導をする為に…『試合』で決着つけるんだ。悪くない提案だと思わないか?」
「待て待て、教師と生徒が『喧嘩』なんて…!」
クロードが言いかけるが。
「面白い」
あっさり提案に乗ったのは龍娘。
「クロードとかいったな、貴様も天神学園の教師になるのならば覚えておくといい」
翡翠が言い聞かせる。
「この学園で意見を通したくば、『筋』と『腕っ節』で押し通す事だ。正しいだけでも、腕力だけでも、この学園では意見は通らん。時としてこうして『試合』で雌雄を決する事も必要なのだ」
教師も四人、生徒も四人。
「ちょうどいい」
フラミンゴが提案する。
「四対四の対抗戦といこうじゃないか…俺達は職務怠慢の教師陣の態度を改めさせる為に、あんた達は口答えする生意気な生徒に教育的指導をする為に…『試合』で決着つけるんだ。悪くない提案だと思わないか?」
「待て待て、教師と生徒が『喧嘩』なんて…!」
クロードが言いかけるが。
「面白い」
あっさり提案に乗ったのは龍娘。
「クロードとかいったな、貴様も天神学園の教師になるのならば覚えておくといい」
翡翠が言い聞かせる。
「この学園で意見を通したくば、『筋』と『腕っ節』で押し通す事だ。正しいだけでも、腕力だけでも、この学園では意見は通らん。時としてこうして『試合』で雌雄を決する事も必要なのだ」