Love Me...?


「…苺」

『はい』

「ズルいね、苺のクセに」



えっ!? なにそれっ!?

するとくるりと振り向かされる。

そして、ふわりと身体が宙に浮く。



『わぁっ』



思わずぎゅうと葵くんに抱き付くと、笑い声が聞こえた。



「何のサービスですか?苺サン」

『へっ!?』



少し顔を俯かせると、ちょうど葵くんの顔にあたしの胸が……。



『わああああっ!!』

「おっと、」



恥ずかしい!今なら恥ずかしくて死ねるよっ!?

うわぁぁ…失態…



「苺、落ちる」



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