椿姫-ツバキヒメ-



「おかえりなさい~。」



スリッパのパタパタと鳴る音が
こっちに向かってきていた。



「ただいま……」


「今日は随分と遅かったじゃない?」


「色々と…あったんです。」



本当に色々あった。

ありすぎた。


私は今日の事をしみじみと
思い出していた。



「今日は椿の大好きなハンバーグよ。早く着替えていらっしゃい。」


「あ…もう眠いからご飯要らないや。」


「あらぁ…椿がハンバーグを食べない何て珍しいわね。まあ、今日はもう早く寝なさい。」


「うん。」



私はお母さんに゛お休みなさい゛
と言い、直ぐに部屋に行き
フカフカのお布団に入った。


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