その恋が終わるまで
純粋な恋心


「本田君~!今西君!」


授業が全て終わり俺と大和が帰ろうと校門に向かっていた時に間宮はまたやって来た。


「何、帰ったんじゃねーの?」

確か間宮はHRが終わったのと同時に教室を出て行った。


「ちょっと先生に用事あったの!よかったぁ間に合って・・・」


走って来たのか間宮はハァハァと息を切らし顔も赤かった。


「どうしたの、間宮さん。優史に用事?」

「あ、よかったら一緒に帰りたいなーって。」

「やだよ。」


間宮の言葉を俺は即刻で拒否した。なんで俺が間宮と一緒に帰らなきゃならないんだよ。


「ま、良いじゃんか。優史!良いよ間宮さん。一緒に帰ろ~」
「本当!?ありがとう今西君!」

「チッ・・・」

大和のせいで俺は間宮と一緒に帰らなくてはならなくなった。ついてねぇ・・・


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