蝶々結び

゚+.黒い心゚+.

次の日、私は少し早めに家を出た。




「んー♪気持ちー♪」



この前までギンギラに照っていた太陽は大人しくなり、少し肌寒い風が吹いている。


落ちた枯れ葉を空色のスニーカーでシャクシャク踏みながら、私は学校に向かった。





ザワザワ.....



何だか今日はやけに教室がざわめいている。


他のクラスからも沢山人が集まっている。




「これってまじ?ヤバくね?」


「え~。こわーい・・・。」


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