校内恋愛~三人の友情~
そして月日は流れ―
卒業証書授与式。

3月11日―…
最後の中学生活。

先生「3年1組!代表田中龍」

龍「はい!」

海咲「龍…//」
聖夜「よかったね!!今日は眠くなさそうだね」
海咲「うん///」
聖夜「何よ元気ないじゃん!卒業しても高校一緒なんだからいいじゃん//」

そう卒業するけど高校でまた再会出来るんだから…

海咲「そうだよね!」
聖夜「うん//」
大澤「聖夜…」
聖夜「ん?」
大澤「私ね…龍くんが好きなの…」
聖夜「えっ」

大澤さんが突然カミングアウトしてきた…

ちょっと…どうしよう…海咲も龍が好きで、大澤さんも龍が…

これっていわゆる三角関係…

聖夜「へぇ~そうなんだ…」
大澤「私ね高校入ったら龍くんに告白しようと思ってるんだ!」
聖夜「そっそっか…」

私は大澤さんが本気なんだと感じとった。
本気で龍と付き合いたいんだ………

目がそう言ってるように見えちゃうんだ。

先生「次は卒業生の歌。曲は、さくら。」

生徒「さくら~さくら~今咲き誇る。刹那に散りゆくさだめとしって去らば友よ旅立ちの時…」

森〇さんのさくらを歌って私たちは会場を後にした。

教室では最後のHRがあり、先生は大号泣…

でもまぁ最後は笑って門出を祝ってくれた…

浜崎「じゃあな~先生~」
聖夜「バイバイ先生~!!」
海咲「バイバイ~」
先生「じゃあなお前ら~グスッ」

聖夜「先生最後まで泣いてたね~」
海咲「珍しいよね先生が泣くなんて」
三浦「だな~、さぁ次は高校だな」

高校………か…
正直不安だな…

三浦「どした?」
聖夜「ううん!!大丈夫!またこのメンバーで高校ライフ楽しもうや!!」
浜崎「そうやな!」
海咲「賛成!!」
大澤「だねだね!」

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
この時はまだ幸せだった…

のんきな会話で笑いあってさ…

恋愛のお陰で複雑になるんじゃないかと私は薄々気づいていたけど…

気づかないふりをして過ごすことにした―。



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