校内恋愛~三人の友情~


しばらく歩いていると

聖夜「あっあれ葵だ」
葵「あっ!今帰り?」
聖夜「まぁね!」
葵「そっか!あっ!海咲、龍と付き合ったんだねおめでとう!」
海咲「ありがとう」
聖夜「蘭もいっしょなんだね!」
蘭「まぁね」

この子は白井蘭。
葵とは元々仲がよく私たちも葵の次に仲良くなった。

蘭「あっ!葵!私そろそろバスの時間!」
葵「本当だ!じゃあ私たちはこれで!バイバーイ」

海・聖「バイバーイ」

海咲「じゃあ私達も」
聖夜「うん!そうだね」
海咲「じゃあバイバイ!」
聖夜「バイバイ」

私達は別れた。
家の近くまでくると前から見覚えのある人物が歩いてきた。
聖夜「あれ?浜崎」
浜崎「あっ紅月」
聖夜「こんなとこでなにしてんの?」
浜崎「今帰り中」
聖夜「そっか!じゃあね」

そう言って帰ろうとした。だけど

浜崎「あっ紅月!」
聖夜「なに?」
浜崎「あのさ…時間ある?」
聖夜「まぁあるけど…」

私は浜崎と一緒に公園へと向かった

―――――――――――――

聖夜「で、話って?」
浜崎「あのさ、紅月って好きな奴いると?」
聖夜「えっ?なに?いきなり…」
浜崎「いや、居ないなら俺と付き合わない?」
聖夜「は?」

えっ…これってもしかして告白?
でも私は

聖夜「ゴメン…付き合えない…」
浜崎「えっと…何で?」
聖夜「好きな人…いる」
浜崎「もしかして…あいつ?」

あいつとはあのひとしか居ないだろう… って思ったのかな?
聖夜「ゴメン…」
浜崎「謝るなよ…頑張れよ」
聖夜「ありがとう」
浜崎「おぅ…じゃあな」
聖夜「バイバイ…」
そして私と浜崎は別れた。

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