私の本命
「そーゆーコト言うなよな」
「本当のことじゃん」
「そーだけど…」
サッカー部どうし、仲が良くて羨ましい。
原岡くんとすーさんは、いつも楽しそう。
「でも篠崎ってスゲーよな」
「…どこが!?」
急に原岡くんに褒められるとビックリしちゃう。
どう反応すればいいか解からない。
「普段寝てばっかなのに頭良くて」
「…それって褒めてる?」
「うん。羨ましい」
原岡くんは、いつもギリギリ100位以内をキープしてて、
サッカーと勉強の両立を頑張ってる。
うちにとってはそっちの方が羨ましい。
だってうちは…。
「…大丈夫?」
原岡くんに言われて意識が戻る。
なんかボーっとしてたみたい。
「大丈夫!!ちょっと考え事!」
もう忘れたいから。
思い出したりしない。
…そう決めたんだよ?自分。
「本当のことじゃん」
「そーだけど…」
サッカー部どうし、仲が良くて羨ましい。
原岡くんとすーさんは、いつも楽しそう。
「でも篠崎ってスゲーよな」
「…どこが!?」
急に原岡くんに褒められるとビックリしちゃう。
どう反応すればいいか解からない。
「普段寝てばっかなのに頭良くて」
「…それって褒めてる?」
「うん。羨ましい」
原岡くんは、いつもギリギリ100位以内をキープしてて、
サッカーと勉強の両立を頑張ってる。
うちにとってはそっちの方が羨ましい。
だってうちは…。
「…大丈夫?」
原岡くんに言われて意識が戻る。
なんかボーっとしてたみたい。
「大丈夫!!ちょっと考え事!」
もう忘れたいから。
思い出したりしない。
…そう決めたんだよ?自分。