空sora
空sunny
今日は珍しく座りながら寝ている湊の
隣にそっと座った。
「・・・湊?」
ちょっと小声で名前を呼んでみるが
深く眠っているせいか、返事はない。
「湊のお弁当も作ってきたのに・・・ね」
まだ時間がある。
もう少し待ってみることにした。
普段、屋上は立ち入り禁止の札が立てているから
入ってくる人はいない。
だからこうして湊会えるのだ。
ザァ・・・
暖かくて気持ちのいい風が吹く。
「ん・・・」
風が吹いたせいか湊の頭が私の肩に触れる。
かぁぁぁぁぁっ///
こういうのに慣れていない私は
どうしたらいいか分からずただ顔をそめた。
「・・・ん・・・おはよう」