年下男子注意報!!1



クスッ

「何でだろーね?」

心読まれたっ!!?
てか、なんか朝霧日向のオーラがさっきと違う気がする。

まじまじとその違いにきずこうと朝霧日向を見ていたら、朝霧日向が私にしか聞こえないような声で囁いた。

「行かないの?何か急いでるみたいだったじゃん?」

甘いその声は朝霧日向の声なのかと疑ってしまう。

あれ?なんかおかしくない?

バッ!

朝霧日向はもう女子に囲まれてる。

私が放心している間にあんな所にっ!
朝霧日向は瞬間移動でも出来るのだろうか?

そんなことを真面目に考えてたら朝霧日向はこっちを向いて笑った。

それはもう意地悪そうな顔で。

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