絶対裏校則
「おい!辞めろ!!これ以上こいつをどうする気だよ!?」

俺はテレビ画面に映るあいつを見ながら居るはずのないあの女に叫んでいた。

ここには居ないが俺の声は聞こえている。テレビ以外何もないこの部屋に監視カメラがいくつも設置され、ドアには鍵が掛かっていて完璧閉じ込められている状態だった。

いつも学校が終わると必ずここに来る。家には帰らず…いや、最早ここが俺の家なのだろう。
ここに来てまず確認するのがテレビに映るあいつの様子。

あいつは日に日に飢えていっている。しかし、俺はただじっと画面を見ている事しかできない。この部屋に入ればあの女の許可が出ない限り、出る事はできない。

しばらくすると、あの女の下につく他の女がこの部屋に入ったきた。
あいつが監禁されてから俺はこの女と関係を持つようになった。
それは俺の意思ではない。全てはあの女のせいだ。


そして俺のせいでもあった…


こんなにも自由を奪われるとは思ってもいなかった。




そう、全てはあの日からだった――――――
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