君がいるだけで…[番外編短編集]
「大丈夫…?真尋くん。ごめんね」


はっ…、カッコ悪…。


馬鹿みたいに勘違いして、馬鹿みたいに息上がってる…。


でも……、

『紗羅先輩が無事で良かった』


ただそれだけは本当に良かった。



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