佳き日に


それから琥珀は出発前に散々確認したルートを思い出す。

鉛丹と桔梗が恐ろしい敵だと分かった今、雪に言われた通りに行動出来るか。
足が竦んでしまわないか。
どんなに怖くても、やるしかない。

琥珀は凛と前を見据えた。


学校に行くため、留年しないだめ。
心の中で唱えながら琥珀はパーカーを脱ぎ足を踏み出す。

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